2012年01月24日

スローガンがなぜ新規事業なのか?

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久しぶりのブログとなりました。すっかり筆不精ぶりが発揮されていて恐縮です。

最近お会いしている方々にはお話しているのですが、スローガンは新規事業にも積極的に取り組んでいます。もちろん、ベンチャーヒューマンキャピタル事業、特にベンチャー企業の新卒採用支援分野をこれからも主力事業として取り組んでいくわけですが、その周辺領域として、中途採用支援、海外人材(中国・ASEAN)の採用支援など新しい動きを少しずつ準備しています。
昨年秋からは京都に支社も開設し、新卒1年目のdontstayを京都支社長に任命しました。

そうした本業の中での新しいチャレンジもたくさんあるのですが、さらなる中長期での成長戦略を考えた上で、採用支援とは別の軸での新規事業チームも結成し、昨年1年間活動を継続してきました。

採用軸以外ってどんなビジネス?

って思われる方も多いと思いますが、今現在、開発のパイプラインにのっているサービスは、

・イベント支援コミュニケーション支援系のスマートフォンサービス、
・レストラン情報のシェアリングサービス、
・ソーシャルグラフを活用したリクルーティング系アプリケーション、

などです。そのうち発表できると思いますので、楽しみにしていてください。

私たちは、コーポレートコピーをベンチャーヒューマンキャピタル&インキュベーションラボというようにうたっています。インキュベーションラボという言葉には、新規事業をどんどん生み出していく機関でありたいという想いを込めました。

なぜ私たちが新規事業にこだわるのか?というと、3つの背景があります。

1つは、ミッションとの適合性からです。スローガンのミッションは、「新産業・新事業を創造する社会をつくる」ということなので、新産業・新事業に挑戦する人を増やすためのベンチャーヒューマンキャピタル事業が必要だったわけです。ただ、挑戦する人を増やす活動をする中で、挑戦するに値するフィールド(会社)がまだまだ少ないと感じました。批判されるのを覚悟で敢えて言えば、日本においてイケているベンチャー企業はまだまだ少ないと思います。

なので、イケているフィールドを自分たちも創造していこうという気概をもって、インキュベーションラボを自分たちの手で作ろうと決めました。

2つ目の背景は、必要性を感じたからです。
ベンチャーヒューマンキャピタルを5年ぐらいやってきて思ったことは、起業家と向き合い、起業家のために仕事をし、ベンチャーに挑戦する優れた若者たちと向き合うためには、自分たちも彼らからある程度リスペクトされるような存在でなければならないと感じたことです。

事業家として自分たちも成功することが、私たちが目指すミッション「新産業・新事業を創造する社会をつくる」ことの道に通じるのだと確信しています。

3つ目は、組織づくりの観点からです。
2010年の秋に09年卒の新卒1期生だったsyamasakiが会社を辞めました。(これまで6年間でスローガンにジョインした社員は私含め16名いますが、そのうち辞めたのは彼だけです) 私にとって、採用したメンバーが辞めて行くことは正直悲しいことでした。ただ、彼も友人と起業するということだったので、応援しようと思い、送り出しました。

私はそのときに、大切なことを気付かされた気がしました。

自分たちがイケている事業をやり、挑戦心に溢れて常に新しいことに挑戦する会社であり続けなければ、メンバーは退屈して辞めていってしまうだろうと。

私自身、あぐらをかいたつもりはまったくありませんし、むしろ慎重に慎重に常に危機感をもって経営してきました。少し安全運転をし過ぎたのかもしれないな。そう思ったのです。

どういう世の中にしたいかといった理念をしっかりと共有した上で、常に新しい何かをうみだし、成長し続けるベンチャーであり続けること。それがすぐれた組織を維持する上でも必須なことだと思いました。

以上のような背景から、スローガンは新規事業に本気で取り組んでいます。まだまだ、実績がなくこれからですが、2012年は、スローガンの新規事業が各所で話題になる年にできればとも思っています。

(20日ばかり遅れての年頭所感っぽい感じですが)
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。


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2011年10月11日

遅ればせながら第7期開始のご挨拶

昨晩から本日にかけて、弊社・ウェブサーバー・メールサーバーのDNS設定の不具合により、アクセスができなくなり、メールも受信できない状態が続いておりまして、大変ご迷惑をおかけしております。お詫び申し上げます。

遅ればせながらですが、弊社スローガンは、2011年10月1日より第7期に入りました。創業から6回目の決算を終えることになります。弊社は一人で小さくスタートした関係もあり、初年度、2年目はほぼ個人事業に近い形でしたので、今の幹部メンバーが参画しだした3期目が実質の創業年だったかもしれません。ということもあり、当然ながら創業から6期連続で増収してまいりました。(もとが小さいので大きくなるしかない状態)利益水準も過去最高でしたし、前期で累積損失も一掃しましたので、今期からは利益も出して、ちゃんと法人税も納める会社になれました。

とはいえ、まだまだ成長スピードが遅い、もっともっとできるはずとの思いもあります。あの時こうしてれば良かったかもしれない、など数々の失敗もしてきたと認識しています。ここからどう変わっていくことができるかが勝負だと思います。

まずは足元の業績を10月からは組織改編もしつつ、人の採用、組織づくりにフォーカスしながら、将来の成長シナリオを描きつつ、その具体的な一手を着実に積み重ねていくのが仕事になりそうです。

これまでベンチャーヒューマンキャピタルとして、ベンチャースピリットをもった人材の発掘・育成、ベンチャー企業の採用支援を手掛けてまいりましたが、おかげさまで本当に素晴らしいクライアント企業の皆様とお付き合いができて、実績をともに積み上げることができています。とはいえ、まだまだできるはずですし、まだまだご期待に応えられてない部分もありますので、なお一層力を入れて、圧倒的なパフォーマンスを出せるようにパワーアップしていく所存です。
私自身もこれまでの役割に加えて、10月から新設したビジネスインキュベーションDiv.という新規事業系の部署の事業部長も兼務して、新規事業やインキュベーション周りの仕事にもコミットしていきます。
(中途採用で新規事業部門の事業部長も募集したいのですが、まだ募集要項作れてないです。。ご興味ある人いれば話だけでも聞ききに来ませんか? facebookでコンタクトください)

これまで弊社で他社様と一緒に取り組んできたBreakthrough CampGREE Idea JamGlobal Startup Initiativeなど、若い人たち向けに面白い機会、チャンスを提供していく仕掛け、プログラムを一層提供できるようになれればとも考えています。

社内の新規事業チームもエンジニアを中心に良いメンバーが集まっており、今年中にスマートフォン向けウェブサービス、飲食関係のウェブサービスの2つの新規ウェブサービス、来年前半までにもさらに2つ(EC系とリクルーティング系ともにソーシャル)のサービスをリリース予定です。ローンチ状況はこちらのブログでもお伝えしていきます。

まだまだ小さな会社ではありますが、世の中を良い方向に変える意義のある仕事をするという信念をもって、謙虚に情熱をもって取り組みたいと思います。


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2011年09月08日

被災地の高校生・大学生向け留学・英語学習の支援プログラム

いつもとてもお世話になっている知人経由で、以下の情報をいただきました。
どちらも、とても良いプログラムだと思うのですが、告知・プロモーションに十分に手がかけられておらず、まだ募集枠に余裕があるようです。東北の被災地の学生の皆様、関係者の皆さまに少しでも届けばと思い、告知協力したいと思います。

▼フィジー政府による東日本大震災 被災学生への疎開留学支援

特別奨学生として、被災された大学生、高校生を我が国フィジーで1年間、疎開留学を支援します。

ホスピタリティー溢れる南太平洋のフィジー諸島共和国政府は、東日本大震災で被災された学生に対して、学費や滞在費を奨学金として支給し、フィジーでの疎開支援を行うことと決定しました。フィジーは英語が公用語で、教育は幼児教育から英語で行われています。フィジーの教育水準は、日本と大きな差異はありません。フィジーの高校で取得した単位は、日本の高校と単位互換が認められます。また、フィジーの高校卒業資格は、日本の高校卒業資格と同様に扱われ、日本や各国の大学に進学することができます。

【対象】被災された東北地方の高校生、大学生の方
【募集人数】大学生:10名  高校生:10名
【受入先】
大学生・・・フィジー国立大学 /高校生・・・フィジー各地の高等学校です。
到着後 2週間は英語語学学校 Free Bird Instituteで、英語語学研修とオリエンテーションを受講します。
#大学の単位交換については、各大学にお問合せ下さい。
#高校の単位交換については、日本の高校の学校長の判断により、36単位を上限に単位互換が認められます。
【期間】
1年間 2012年1月〜2012年12月 フィジーの教育制度は1月スタートです。

【支給費用】
大学生・高校生共通 :フィジー往復航空券代金、1年間分の学費
大学生:寮費
高校生:寮費またはホームステイ滞在費、食費(1日3食)、
     文房具および学用品、制服、教科書、お小遣い

【 申込み・問合せ先 】
2011年9月30日(金曜日)までに在日フィジー共和国大使館 info@fijiembassy.jpへ
件名「FIJI ASSISTANCE REGISTRATION」でお送り下さい。震災・津波による学業への影響・被害を明記。

フィジー共和国大使館
東京都港区麻布台2−3−5 ノアビル14階
担当:青木祐子03-3587-2038 /クレラ・ラカボサ 090-9950-7984


▼NPO法人国際教育研究会(IERS)の留学前の英語教室(10週間)無料提供

こちらは申込締切が2011年9月11日だそうですので、ご興味のある方はお急ぎください。


対象:主に留学を目指す被災した学生、および被災した未就職者 募集数20名限定
期間:2011年10月10日から12月17日の10週間
講師:ブリガムヤング大学のネイティブインターン生
教室:富士カーム(財団法人人材開発センター富士研修所)(山梨県富士吉田市)
費用:被災者は、授業料・食費・宿泊費は無料。但し、会場までの往復交通費は個人負担になります。

詳細は、こちらのPDFファイルをご確認ください。申込書はこちら。



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2011年08月25日

姉の死に想う

先週末から宇都宮に帰っておりました。昨日戻ってきました。(アポイントをリスケしてしまった皆さま、メールの返信が滞ってしまった皆さまご迷惑おかけして申し訳ございませんでした)

金曜に母親から電話を受けて、夕方から入院中の姉のもとに駆けつけました。もう既に言葉を発せられない状態でしたが、こちらの言葉は聞こえているようでした。翌日の土曜日の午後2時40分に亡くなりました。享年35。病名は胃がんでした。胃潰瘍と診断された後に、症状が一時快方に向かったため、発見が遅れました。そのため、既に手術はできず、昨年末の時点で、余命3ヶ月から半年を医師から聞きました。私ら家族は、その時点で悲しみ、ショックを受けたため、時間をかけて目の前の事実に向き合うことができたと思っていたのですが、いざ本人の死を目の前にすると悲しみは増すばかりでした。

小さな頃、よく遊んでくれた姉は私の2つ年上で、姉が友達と遊ぶ中に私もよく混ぜてもらったものでした。生意気な私はよく意地悪もされましたが、かわいがってもらったことの方をよく記憶しています。私よりも運動神経にすぐれ、仲間内でも親分肌で常にリーダーシップをとる姉でした。豪快で男勝りなところがある一方で、心やさしく気遣いができ、昔からの友人、恩師との旧交を大事にするとても律儀な面もありました。葬儀にも、中学校の先生や小学校時代からの友達も参列していただきました。調理師の免許やソムリエの勉強などもしていた姉ですが、ここ5年ぐらいは一転し介護の道に進みました。ケアマネジャーの資格の勉強も最後まで続けていた姉はとても頑張りやで努力家でした。介護の道に進んだとき「これで将来、お父さんとお母さんの面倒を私がみてあげられる」と言っていたそうで、そのことを両親はとてもうれしく思っていました。そんな、心やさしい姉でした。

短い生涯ではありましたが、姉はたくさんのお友達に恵まれて幸せな人生だったと思います。葬儀を通してお会いした姉の周りの皆さんはどなたも本当にやさしく、素晴らしい方々ばかりだったのが、悲しいながらもうれしく思えたことでした。

今年は、震災もあり多くの方の尊い命が失われた年です。私も大切な家族を失うことになりました。一方で奇しくも新しい命も授かりました。今年はいつまでも忘れられない年になりそうです。


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2011年08月15日

夏の甲子園に想う

夏の甲子園。栃木県代表の作新学院が2回戦を突破してベスト16に。いつもならそこまで気にならないそんなニュースも今年はちょっと状況が違うのです。

これまで家族のことをブログに書いたことはほとんどなかったのですが、私には2つ上に姉がいます。姉は作新学院の出身です。そんな姉は今年に入ってずっと入退院を繰り返して、ここ数ヶ月の間はずっと病院にいます。私も週末は見舞いに訪れていますが、だんだんと元気がなくなっていく姉がいます。

そんな中、姉の母校である作新学院が春夏連覇したとき以来の49年ぶりの快挙で3回戦に進出しました。姉も病床にいながらテレビで観戦したそうです。別に野球好きでもない姉ですが、母校の後輩の活躍に元気と勇気をもらったことでしょう。高校野球ってのは、特に観る人によってそれぞれの想いが投影されるスポーツなんじゃないかなと思います。

ここ数年、高校野球にとりわけ興味を示してなかった私ですが、今年の夏は、出身県の代表を、姉の母校を祈るように応援しています。

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2011年08月01日

スタートアップのサンデーモーニングテスト

先日のスタートアップのピザ面接に続き、私がスタートアップやベンチャーに向く人材を見極めるときに使っている質問があります。先日のセミナーでは、時間がなかったため紹介できませんでしたが、これもよく使えるテストだと思います。

その名も、サンデーモーニングテスト。

サンデー・モーニング
サンデー・モーニング

※この記事とは関係ないですが、日曜早朝気分な音楽のオムニバスCDらしいので


▼サンデーモーニングテストとは何か?

スタートアップに向く人ってどんな人?を考えるときに、地頭の良さを前提としながら、圧倒的に行動力があることを挙げましたが、プラスすることの、常に相手の期待に応える信頼感、スピード感が大事であると考えます。

それってどういうことなのか?を説明するために、こんな場面を想定してみてはいかがだろうか、という話です。

次の日曜日に友達(または恋人)と遊びに行く予定が入っているとします。そんなときに、大事な友達や同僚、上司、お客様などから、「次の日曜日は空いていますか?」と聞かれたらどうするか?という質問です。
この答え方によってその人がスタートアップに向いている人かどうかがわかるかもしれません。

▼サンデーモーニングテストで何がわかるのか?

ここまで読んでいただいた皆さんは、どういう反応がスタートアップ向きなのかよー、と思うと思うのですが、向くタイプ、向かないタイプをざっくりと大別してみると以下のような感じです。

・スタートアップに向かないタイプ:
「あ、すみません。日曜はちょっと予定が入っていまして。どういった御用でしょうか?」的な発言や、「予定が既に入ってしまっているのですが、事と場合によってはなんとかなるかもしれませんが何でしょうか?」とか言っちゃうタイプが世の中には多い気がします(まあ、普通こう反応したくなりますよね)。これが悪いとは言いませんが、スタートアップでは通用しない可能性が高いというか、残念がられる可能性が高いです。

・スタートアップに向くタイプ
「日曜なら大丈夫ですよ。午前中と夜遅くであれば確実です」と言った上で、用件を確認し、日曜の午前中、場合によっては早朝の時間で相手にアポイントを自ら仕掛ける動きをします。

▼解説・補足とまとめなど

多くの人たちは、日曜に予定があると言っても、たいてい午後からだったりしますよね。仮に午前中からだったとしても、少し早起きして早朝の時間を作りだすことはできるはずです。なので、日曜の予定を聞かれたら、必ず空いていると答える姿勢が素晴らしいと思います。(もちろん、海外出張や旅行にいる場合はその限りではないですが、その場合でも、「OK。空いているよ。但し、海外にいるからSkypeでいいかな?」的な発言をすると素敵です。惚れちゃいます)

時間に対する意識が、分単位の人だったり、早朝や深夜の時間枠も作りだし、相手の自分への期待に応えようと、できるだけ献身的に自らの時間枠を捧げようとする姿勢が大事です。

余談ですが、リアルに日曜の早朝6時とかにアポイントが入ったらやばいなー、起きられるかなーとかどきどきしながら、「日曜なら朝の6時-7時ならOKだけど、どうする?」みたいな提案をするときのスリル感を楽しむ人もいるかもしれません。意外と、「あー、そうなんだ、じゃあ月曜でいいや」と相手が引いてくれるケースがほとんどであることも追記しておきます。

応用編としては、平日の夜で飲み会が入っているときに、「今夜空いている?」と聞かれたときの反応も同様に、「あ、すみません。先約があります」と言うのではなく、「はい。23時以降になっちゃいますがそれ以降なら何時でも大丈夫ですよ」とか言えるとスタートアップ的には素敵ですね、というお話です。

※ちなみに、この姿勢はスタートアップに限らず、ハードワークカルチャーな組織では共通して求められる姿勢かと思いますので、その点も補足しておきます。

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2011年07月31日

スタートアップのピザ面接

先日の、スタートアップの真実・対談型セミナーにてピザ面接という話をしたら、対談相手のThe Startupの梅木さん@umekidayoさんがブログ記事にしてくれました。→ 「スタートアップ版フェルミ推定」の「ピザ面接」でスタートアップへの不向きを見極めろ。
刺激されて久しぶりにブログを書いてみようと思います。

Italian-Pizza


▼ピザ面接とは何か?

「スタートアップに向く人材ってどんな人?」という会場からの質問に対して私が回答したのが、「地頭の良さを前提としながらも、行動力が圧倒的にある人」という答えをした上で、例えとして、ピザをオーダーする場面での振る舞いテストをすると良いと話しました。

ある人を面接しているとして、面接の終わりかけに、「この後、社内でパーティをやるんだ。参加していかないかい?そうか参加してくれるか。じゃあ、いきなりで悪いんだけど、ピザを頼んでおいてほしいんだ。よろしく」と言ったときに、その人がどんな反応でどんな行動をとるかで、スタートアップに向く人材かどうかがわかるかもしれないね、というお話です。

▼ピザ面接で何がわかるのか?

ここまで読んでいただいた皆さんは、どういう反応や行動がスタートアップ向きなのかよー、と思うと思うのですが、向くタイプ、向かないタイプをざっくりと大別してみると以下のような感じです。

・スタートアップに向かないタイプ:
インターネットで調べて、複数の店を比較し始めて、メニューについても、何系で行くのであれば、このパターン、何系ならばこの組み合わせみたいな感じで、10分以上時間をかけて(場合によって30分以上)から、「こんな感じでいくつかパターンを考えたのですが、どれが良いでしょうか?」と確認するタイプ。

・スタートアップに向くタイプ
参加人数をさくっと確認して、自分で必要枚数、分量、適正予算を瞬時に算出し、確認した上で、オフィスにピザ屋のチラシがないか確認して、あればそこにすぐ電話。なければネットで調べて1軒目に電話。オーダーしながら、ピザ屋の店員に相談(人数と予算を伝えて適当に頼むよ的な)しながらオーダー。うまく割引やおまけもつけてもらうぐらい店員と仲良く電話しちゃうとさらにグッド。

▼ピザ面接にまつわる誤解その他について補足

これだけ読むと、スタートアップ界隈の方々には、「そうだよね、うん」と納得してもらえることが多そうですが、そうじゃない方々(大手企業の経験やコンサル経験しかない方々)からは、いくつか突っ込みが入ると思います。

たとえば、
・それだけでわかるの?
・考えるより行動しろって一部のソルジャー系営業の採用面接向けじゃないの?真の知的なスタートアップではこれは当てはまらないはずだ

とかとか言う人いそうですよね。

ということで、補足しておきます。

・それだけでわかるわけではありません。一つの側面・観点として活用できそうだよね?というだけの話です。これだけで人を採用する判断をしているとか、変な誤解はやめてください。

・イケている知的なスタートアップはたしかに、知力も求められますので、論理的に考えて整理する力、思考力は必要です。なので、それが必要なことは大前提としてあった上で、ピザをオーダーするとかいう比較的些細な仕事はすくっとスピーディにやってほしいものです、という狙いが込められています。慎重に比較して論理的に考えて比較検討した上で、上司に相談すべき仕事も実際の仕事には多いのですが、そうした慎重にすべき仕事を頭を使って進めることは、高学歴の人たちは得意ですし、教えればできることが多いのですが、そういう人の中には、小さなことをしっかりとスピーディに実行する手際の良さ、圧倒的なスピードに欠ける人が多いのも傾向としてあるように思います。

▼まとめなど

私も学生を中心にアルバイトの面接や新卒の面接をしていますが、何でも考えるのではなく、四の五の言わずにやることも必要ということが、ちゃんとわかっている人って意外と少ないなぁという印象です。走りながら考えるって、言葉で言うのは簡単ですが、多くの人は、走る前に考えていることが多いですね。

今回のピザの例のように具体的な場面をケースにして、走りながら考えるやつってこうだよね、というアクションを描写することでなるほど、と思えることも多いのではないでしょうか?典型的なケースを組織内で共有して、採用面接や社員育成のコンテンツとして使えそうだなと思っています。


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2011年07月07日

ブレークスルーキャンプがこの夏をアツくする

ブレークスルーキャンプがスタートします。
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ブレークスルーキャンプとは、世界を目指すアプリ・サービスを2ヶ月で開発・リリースすることを目指し、東京での開発場所、宿泊場所を無料で2ヶ月提供するプログラムです。

主催はブレークスルーパートナーズ(赤羽雄二さん)で共催としてスローガンも運営に関わっています。スポンサーは、日本マイクロソフト様を筆頭に、IMJ様、エス・エム・エス様、フランステレコム様、ドリコム様、リクルート様、そして、食品パートナーにUCC様。さらには、社会人スタッフとして事務局には15名近くのエンジニアおよびプロフェッショナルメンバーが集まっています。そして、学生運営スタッフも強力で15名近くの優秀な学生スタッフも運営をリードしてくれています。企画構想から3か月足らずでここまでの素晴らしいチームで第1回のブレークスルーキャンプを運営できることになり、とてもうれしく思います。

ブレークスルーキャンプ facebookページ
ブレークスルーキャンプ公式Twitterアカウント
ブレークスルーキャンプ運営事務局Blog

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先日のパーティもすごい熱気でした。今年の夏は神田がアツくなります。神田から日本を、世界をアツくします。



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2011年04月24日

会社のコーポレートサイトを更新してみた

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ほぼ3年ぶりとなる、コーポレートサイトのリニューアルです。サービスのサイトは、日々更新していくものですが、コーポレートサイトはどうしても優先順位が落ちてしまって、なかなか更新できず、気持ち悪くもありましたが、ようやく更新にたどりつけました。今回、サイト更新をした狙いは、以下の3つです。

・ビジョン/ミッションの再定義に伴い、メッセージを新たに掲載したい(会社広報)
・潜在顧客に対して、サービスやソリューションをもっと知ってもらう(toBマーケティング)
・ナイスな人を採用したい!(リクルーティング)

”新産業・新事業を創造する社会をつくる”というミッションステートメントを、ベンチャーヒューマンキャピタルとインキュベーションラボという2つのアプローチで達成するというビジョンを描いています。

今回は、これまでのサイトには記述がなかった、インキュベーションラボの部分も伝えていけたらと思っていますが、まだまだこれからの取り組みでもあり、今時点では決意表明のみにとどまっています。いずれ、実績やラボから生みだされた具体的なサービスもお知らせできると良いなと思っています。

この4月で創業から5年半が経ち(6期目の半期を終えました)、社員も11名体制、アルバイト15名となり、2年前に当時2.5倍の広さにジャンプして引っ越してきた今のオフィスもやや手狭になっています。震災等もあり、不確実性が高まる中ではありますが、こんなときだからこそ、世の中を良い方向に変えるという志をもって、事業活動に邁進していきたいと思います。

今後ともスローガンをどうぞよろしくお願いいたします。

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2011年03月28日

リーダーシップでいちばん大切なこと

酒井穣さんの最新著作「リーダーシップでいちばん大切なこと」の中で、リーダー探訪のコーナーで、私のことを紹介していただきました。

リーダーシップというテーマの本の中で、リーダーの1人として紹介いただくには、私の場合、経験不足、実績不足で恐縮でしかありませんが、酒井さんの投げかける、リーダーシップ論における新しい視点のおかげで、こんな奴でもリーダーになれるのだ、というサンプルとしての役割を果たせているのかなと、自分としては捉えています。

酒井さんの考えるリーダーとは、

”他人がなんと言おうと「孤独」を受け入れて、常に自分の価値観どおりに行動しようとする人々”

”人間のリーダーシップとは、孤独を受け入れ、他の誰でもない、自分自身の人生を誠実に生きる力のことであり、リーダーとは、その力を持っているか、または持とうとしている人”


であり、
その意味においては、リーダーシップなしでは生きられない時代の到来を告げています。

よく、全員がリーダーになる必要はないという論も聞きますが、その場合リーダーの定義が異なるのではないかと思います。酒井さんが定義するリーダーシップとは、一部のカリスマのためのものではなく、誰にでも必要になるものとして、再定義しているように思います。

この本を読むまで、私は自分のことをリーダーだと思ったことがない(というか自信がなかった)のですが、この本を読んで、勇気づけられました。「リーダーシップとは自分の価値観どおりに行動する力」なのだと考えるならば、たしかに私は自分の価値観を重視して生きられていると思うからです。

リーダーシップに興味がある人はもちろん、リーダーシップという捉えどころのないフワフワしたものを敬遠してきた人にこそ、読んでほしい1冊だと思います。

リーダーシップでいちばん大切なこと
リーダーシップでいちばん大切なこと



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Profile
伊藤 豊 スローガン株式会社 1977年11月に栃木県宇都宮市に生まれる。1996年私立開成高校卒業後、東京大学理科一類へ。文転し、文学部(行動文化学科心理学)卒業後、2000年に日本IBMに入社。システムエンジニア,関連会社にて新規ビジネス企画・プロダクトマネジャーを経て、本社のマーケティング部門にてプランニングワークに従事すると同時に、ベンチャー企業の設立に携わり、マーケティング、ウェブ系プロモーションを主に担当した後、スローガンを設立。現在に至る。 「人の可能性を引き出し、才能を最適に配置することで新産業を創出し続ける」をミッションに、人を軸にした新産業創出エコシステムをつくる活動に注力中。 スローガンGoodfindFacebookTwitterLinkedIn