2005年04月

2005年04月07日

アイデアの実現力

8b3c9668.pngアイデアを思いつくだけの人はたくさんいるけれど、
それを実際に実現する人はほんのわずかな人たちだけだ。

試行錯誤を繰り返して、いかにリアルで実行可能なプランに
落とし込めるか。どれだけ思考の幅を広げて、深く洞察することで、
リスクを最小化できるか。

穴があってもあきらめない、失望しない、逃げないで、
試行錯誤を繰り返す。

そんな試行錯誤の持久力で差がつくのだろう。

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起業・経営 

2005年04月06日

プロの経営者からのダメ出し

今日は昔お世話になったM社長にビジネスプランの
レビューをお願いしに、蒲田まで行ってきた。

多忙の中、2時間近くも時間をいただいて、
じっくりとプランの説明から、その他近況の報告、
そして、起業に関するアドバイスをいただいた。

結論。

出直しである。(それは想定の範囲内(笑))

叩かれるうちに、つい嬉しくてにやけてしまった。
ぼくは昔からお客さんの前でも、的確すぎる批判や厳しい指摘を受けると
うれしくなってしまうのだ。優秀な相手に出会えてレベルの高い議論ができる楽しさと
質の良いフィードバックが得られる嬉しさ。

すべて説明し終えた後の、M社長の反応は、、開口一番、

「お前、MBAの勉強のしすぎだ。」

要は、コンセプチュアルすぎるということだ。
確かにフレームワーク通りに分析して、論理的に良さそうな
ビジネスモデルを描いただけに見えたのかもしれない。

そして、

「これだけでは判断できん。リアリティがないから。
「何を売りたいのか、それがどんな商品なのかよく見えない。
 大事なのはまず商品だ。そこにオリジナリティがなきゃいけない。

商品がない。確かにそうだ。適当にこんな感じで、みたいなノリでしかなかった。
それは起業してから3ヶ月くらいで自分でちょこちょこっと作れると
勝手に思っていた部分がある。そこを突かれた。

その他、

目的と手段を取り違えるな。それは手段の1つに過ぎないだろ。」
「なぜ、今ある会社のサービスはうまくいっていないのか?
 そして、なぜそのモデルならうまく行くのか?その分析が甘い。」
「本当に対象顧客はそこでよいのか?もっと視野を広げてみた上で、
 一番狙えるところに絞ることが必要じゃないか?」

といったたくさんの気づきをいただいた。
収益モデルをもう一度見直す必要がある。
それは昨日のH氏も同じ視点で見ていたはず(想定の範囲内)。

その他にも、人の採用から資金調達、資本政策、オフィス選びまで
実際に起業する上で、疑問に思っていた点を聞いてみた。

普通だったら、これだけ価値あるアドバイスを
ただでもらえるなんてありえないかもなぁと思いながら、
改めて、有難いことだとしみじみ感じた次第。


帰りに蒲田駅前の和鉄というラーメン屋に立ち寄った。
おいしい。ここはおすすめ。

とか言っている場合ではなく、
ビジネスプランの修正、ブラッシュアップ、アンコ詰めの作業が急がれる。

3ヶ月以内を目標にもう一度説明に来ようと誓う。

これは後退ではなく、前進。多分。

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起業・経営 

2005年04月05日

創業コンビ

今日は予定されていた社長プレゼンが明日へ延期になったため、
明日に予定していた創業メンバー候補H氏と汐留で食事。

汐留シティーセンターのインド料理屋。静かですいていて
テーブルが大きいため、大事な話をするにはGoodな場所だった。

大事な話がある。

と呼びつけてあったので、ある程度は内容を察していただいていた模様。
ぼくの多少わかりにくい話をいつも理解する飲み込みの早さがあるので、
容赦なく、料理がくる前にThinkPadでプレゼンチャートを流す。
これはおれの中でここ5年で一番のビジネスプランだ。という前置きをしつつ。

料理が来てからも説明は続く。。。

途中、インド人の店員に「さめちゃうよ」と注意されつつ。が、気にせず進める。

ぼくがH氏にこの話をした目的は2つある。

1つは、純粋に事業の成否、可能性を客観的に評価してほしかった。
それと、もう1つ。一緒に創業する意思、覚悟があるかを確認したかった。
この事業プランの成否は別としても。
5年くらい前から、ぼくがいつか起業する際のパートナーとしては、
H氏が適任だと思っていたからだ。それは今も変わらない

H氏は本人も言うように、基本的にネガティブチェッカーだ。
ダメな点、不安な点など穴を探すのに長けている。
だから、正直、どういう反応をするのか?不安な部分もあった。
決定的な穴を発見されて、あっさり一蹴される可能性もあるし。
微妙だねー、難しいと思うよ。で終わる可能性もある。

結果。どうであったかというと、

上々の反応。これはイケるかもしれない。良さそうな気がする
といったレベルだろうか。
ここをもう少しこうした方がいいかも。とか建設的なディスカッションも
できたし、会社名やオフィスの場所など愉しい想像話もできた。

気づいたら12時近い。

とにかく前進した感じがする。
じっくりと。じわりと口説こう(笑)。
まだ半年ほど準備期間がある。

明日は社長プレゼン。
ぼこぼこにいじめてもらおう。。

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起業・経営 

2005年04月02日

出資者募集

破壊的イノベーションには2つある。
新市場型破壊と
ローエンド型破壊。

今度のビジネスプランはこの両方を満たすプランだ。ふむふむ。

と悦に入ってみる。。

この事業のタマゴを孵化させよう

だんだん面白くなってきた

ワークスのあれに使うのは勿体無いかも。
出資者募集ツアーにでも出てみようかな。。

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起業・経営 

2005年04月01日

イッツ・マイ・ビジネス!

昨日宣言したように今日は1日会社を休んで
ぼーっとしていました。

特に手を動かすことはなく、頭の中でいろいろと
シミュレーションをして、あーでもないこーでもないと
考える時間が多く、何かアウトプットが生まれたわけではない。

しかし、

いくつかある事業アイデアの中で1つ、
これは行けそうだ、と思えるものが生まれた。
よし、これに集中して考えよう。
想定される顧客は誰か?どれだけ対価を払ってもらえるか?
顧客にとってのリスク・利用障壁は何か?競合の動きはどうか?など
想定されるあらゆる観点からバグがないかどうかチェックする。

で、このビジネスアイデアってイケテルんだろうか?
それを判断するには第3者の目が必要だと思う。でも、
結局、最後は自分自身がやりたい、やれると思えるかどうかだ。
人のためのビジネスプランではない。自分のためのプランなのだから。

だいたい新しいことをやろうとすると、
他人からは、それは無理じゃないか?とかそれは難しそうだね、といった
ネガティブな反応をもらうことが多い。
これは至極当然なことだろう。説明不足、見せ方が悪いこと(情報の非対称性)が
原因の部分もあるけれど、そもそもいいアイデアなんて出尽くしている、
すでに誰かやっている、あるいはやっていなければ何か障害があるから
誰も出来ないのだ、といったあきらめ感がどこかにあるからだ。

世の中に今ないことをする上では、これは避けて通れないことだと
割り切って、そうしたネガティブなフィードバックをありがたく
頂戴しながら、自分のアイデアを洗練させていくことが必要だと思う。

そのために必要なのは、
自分でこれは正しいと思える信念と情熱なんだな。
そう思う。

そろそろチャートに落としてみよう。
他人にそれは素晴らしい!と言ってもらえるかどうかは
プレゼンチャートの出来にも依存するかと。。

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起業・経営 
Profile
伊藤 豊 スローガン株式会社 1977年11月に栃木県宇都宮市に生まれる。1996年私立開成高校卒業後、東京大学理科一類へ。文転し、文学部(行動文化学科心理学)卒業後、2000年に日本IBMに入社。システムエンジニア,関連会社にて新規ビジネス企画・プロダクトマネジャーを経て、本社のマーケティング部門にてプランニングワークに従事すると同時に、ベンチャー企業の設立に携わり、マーケティング、ウェブ系プロモーションを主に担当した後、スローガンを設立。現在に至る。 「人の可能性を引き出し 才能を最適に配置することで 新産業を創出し続ける」 スローガンGoodfindFacebookTwitterLinkedIn