2010年09月

2010年09月12日

ケースで学ぶ実戦起業塾<書評>

お世話になっている木谷教授が起業に関する本を書かれたので早速読ませていただきました。起業をこれから考えている学生や若い社会人はもちろん、私のように創業してから5年以内のスタートアップ・アーリーステージのベンチャー経営者・関係者も必読の内容だと思います。

ケースで学ぶ 実戦 起業塾

アントレプレナーシップ関連の本は、全体的にシリコンバレーの輸入物・翻訳物が多かったりする中で、和物として日本の題材・ケースを多く扱い、しかも、DeNAやタリーズ(ジャパン)、チームラボ、ライフネット生命、メールニュースなど、比較的新しいベンチャー企業の最新事例を取り扱っている点で価値が高いと思います。

著者は、マッキンゼー、興銀、アリックス・パートナーズを経て現在京大教授をされている木谷教授をはじめ、マッキンゼー出身のエンジェル投資家である瀧本氏や、三井系のVCの社長をされていた須賀氏など、実際にスタートアップ・アーリーからIPOステージまでのベンチャーを幅広く関わってきた方々である点も、説得力を増しています。

私個人的には、第2章の「他力を活用する -チームビルディング-」の章はとても好きですし、良いことが書かれていると思います。

以下、印象深いところを抜粋します。
・ベンチャーは中小企業ではない(P86)
 (1人当たり時価総額で比較する)
「はじめの10人」がベンチャーの成否を分ける(P89)
・大企業や役所で定年まで勤めても、生涯賃金を得るためのリードタイムが長い(30-40年)ので、定年が事実上のキャリアの終わりになる。これに対して、(ベンチャーで)6-7年間である程度の金銭的な果実を手にできれば、単線のキャリアではなく、人生にいくつかの異なる活動を織り込んだ複線的なキャリア形成も可能になる。(P92)
・現在価値の観点からは、40年間のキャッシュフローを現在に割り引いた現在価値は、実はきわめて小さくなる、ということもポイントだ。40年後の退職金2000万円の現在価値は数百万円にしかならないのは、ファイナンス理論をかじったことのある人には常識だ。(P93)
・ベンチャーに参加するときには一応の迷いはある。多くの人はその決断ができないのだが、自分の頭で考えることのできる人には、迷いを乗り越えることができる。大多数の人がそうできないだけに、自分の頭で考えることのできる一部の人にとっては圧倒的に有利な状況になる。自分と同じような競合がひしめく所を避けるのは、戦略の鉄則だ。(P93)


木谷教授には、GOOD FINDでも9/24にセミナーを開催していただくことにもなっています。学生限定ですが、学年不問なので、是非志のある皆さんに参加していただきたいです。(既に申込多数のため抽選になりそうですが)

マッキンゼー、企業金融、事業再生を経た京大教授に学ぶアントレプレナー シップ&リーダーシップ


ケースで学ぶ 実戦 起業塾
ケースで学ぶ 実戦 起業塾




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2010年09月11日

applim social×marketing 〜smartphone〜を開催するそうです

ソーシャルアプリとマーケティングをテーマにした学生向けコンテスト企画の第2弾が来週末に締め切りだそうです。テーマはスマートフォンということで、iPhone,Androidユーザの学生の皆さんにとってはチャンスの大きい、チャレンジしがいのあるコンテストかと思います。

先人たちが少ない分野で今からでも第一人者を短期間で狙えるとても面白い分野だと思いますので、是非チャレンジしてみてください。

※弊社は別に協賛も何もしていませんが、GOOD FINDでもお世話になってなっている赤羽雄二さん(OBOGガイドブックインタビューあり)が協力されている点や、社会人スタッフの中で元GOOD FINDユーザだった方もいらっしゃったりと少しご縁のある、応援したいイベントでもあり、告知協力させていただきました。


以下、告知文です。

『いいね!をつくるひとになる。』
「applim social×marketing 〜smartphone〜」開催!


大学生向けソーシャルアプリ×マーケティングをテーマとして、2010年4月発足・運営し、決勝レセプションの参加者プレゼンテーションでは審査員や協賛企業様など現場の第一線で働く方々を唸らせた前回コンテスト。今回は、次なるソーシャル×マーケティングの舞台として、スマートフォンをテーマとしたコンテストを開催致します。

応募締切は【9月17日(金)まで】となっておりますので、参加を希望の方はお早めにフォームの入力をお願い致します。

◆参加対象
マーケティング、ソーシャルメディア、ソーシャルアプリ、スマートフォンアプリなどのトピックに強い関心のある学生

◆ 課題
スマートフォンアプリを用いることで、より有効なマーケティングが行える対象とそのアプリを提案する。

※提案するアプリは、ソーシャルグラフを利用する仕組みを取り入れることを必須とする。
※対象は「商品」に限らず、「企業」「ブランド」「組織」等も含むこととする。
※スマートフォンとはiPhone,Androidなどの端末を指す。


〜下記その他詳細〜

◆開催背景

・第1回applim開催を経て、未開拓なマーケティング分野を試行錯誤しながら学生が開拓していく様に、参加学生、審査員様、協賛企業様など多くの関係各者様からの支持を受け、第2回applim開催に至ります。

・第1回は会員数2,000万人を超える大手SNSプラットフォームの開放により開始し拡大基調にあるソーシャルアプリ市場を題材としました。今回は国内販売台数400万台を超えたiPhone、国内にも各キャリア投入を開始したAndroid端末など今後シェア拡大が確実視されつつあるスマートフォンアプリ市場を舞台として、前回同様ソーシャル性を利用したマーケティングプランを立案するコンテストを開催します。

・前回大会を終えて、「applim」という場を通して参加者同士のつながりが多く生まれました。広告、スマートフォン、マーケティングなどに関心の強い学生、第一線で働く企業関係者様の多くのつながりを得る場として、運営して参ります。

◆スケジュール

・9月26日(土) キックオフイベント
applimコンテスト説明、ゲスト様による基調講演、applimコンテスト課題の考え方(ブレークスルーパートナーズ
マネージングディレクター赤羽雄二氏)、懇親会など

・10月16日(土) フィードバックイベント
ゲスト様による基調講演、メンターによるフィードバック、懇親会
・ 11月3日(水) 決勝レセプション
ゲスト様による基調講演、予選を勝ち抜いたチームによるプレゼンテーション、審査員によるパネルディスカッション、懇親会
※詳細は決まり次第随時更新していきます。

◆参加対象
マーケティング、ソーシャルメディア、ソーシャルアプリ、スマートフォンアプリなどのトピックに強い関心のある学生

◆参加条件
・学生であること
・チームでスマートフォンを1台は所有していること
・3人以上6人以下のチームを組んでいること

◆参加費
1人2,000円(全三回会場費用、資料代など)

◆メンター社会人
・大手広告代理店のWEBプランナー、クリエイター、ソーシャルアプリ開発会社のプロデューサー、エンジニア、キャリア開発などの若手社会人様
約30名有志でapplimにご協力いただいています。

◆エントリーはこちらから
以下のフォームに記入してください。応募締切は2010年9月17日(金)23:59までとなっております。
http://applim.jp/form.php5


yutaslogan at 22:56コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
Profile
伊藤 豊 スローガン株式会社 1977年11月に栃木県宇都宮市に生まれる。1996年私立開成高校卒業後、東京大学理科一類へ。文転し、文学部(行動文化学科心理学)卒業後、2000年に日本IBMに入社。システムエンジニア,関連会社にて新規ビジネス企画・プロダクトマネジャーを経て、本社のマーケティング部門にてプランニングワークに従事すると同時に、ベンチャー企業の設立に携わり、マーケティング、ウェブ系プロモーションを主に担当した後、スローガンを設立。現在に至る。 「人の可能性を引き出し、才能を最適に配置することで新産業を創出し続ける」をミッションに、人を軸にした新産業創出エコシステムをつくる活動に注力中。 スローガンGoodfindFacebookTwitterLinkedIn