2011年01月

2011年01月25日

2011年新卒がまだ間に合います

2011年卒の採用を継続している企業はたくさんある一方で、就職先がまだ確定しておらず、留年しようか迷っている学生や、海外留学組などで卒業時期がずれて、すでに既卒となっている学生など、2011年4月入社を希望する学生は結構な数いらっしゃるのではないでしょうか?

私どもで何かできることはないかと思い、パートナー様と共同で、相談会イベントを開催することにしました。


2011年4月入社が間に合う通年採用・優良企業ご紹介セミナー
2011年2月3日(木) 15:00-16:30 新宿
2011年2月4日(金) 15:00-16:30 新宿


就職活動を継続されている2011年卒の学生、海外大既卒の皆さんは、是非この機会をご活用ください。

上記相談会とは、別に、外資コンサル某社から2011年卒や既卒でも良い人材がいれば採用したいので推薦してほしい、という声や、財閥系大手メーカーからエンジニア枠での採用枠があったりと、魅力的な企業がまだまだ募集継続しているケースは多いです。ただ、公募にしてしまうと、応募をさばけないため、私どものようなルートを使って事前にマッチした人に絞って選考をしているのが現状です。

もし、我こそはという方、いらっしゃれば私宛にご相談ください。twitterアカウント,facebookなどからコンタクト受け付けております。


yutaslogan at 18:59コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2011年01月22日

創業準備またはうっかり起業しちゃった人たち向けまとめエントリー

最近、学生時代から知っている若い社会人の方々から起業の相談や報告を受けることも多くなりました。GOOD FINDはアントレプレナーやベンチャースピリットのあるビジネスリーダーを輩出するプラットフォームでありたいとの想いがあるので、少しずつ将来イメージしている構想の一部が実現しつつあるかなと思っています。

昔に比べて、起業が身近になった、起業しやすくなったという部分はあるかもしれませんが、相変わらず起業周りの知識(起業リテラシーのようなもの)は、少なくて、いろいろと誤解や思いこみ、無知に満ちた世界だと思っています。私自身、起業当時の自分は相当に無知で世間知らずであったと振り返ることができますし、さまざまな点で、勘違いがありました。

ということで、起業を考えている、起業しようとしている、うっかり起業しちゃった(笑)人たちのためのまとめエントリーをつくっておこうと思います。

※私自身は起業家として全く成功していませんが、5年やってなんとか通期黒字にできた経験とこれまで数百人の起業家の方々とお会いしてお話を聞いてきた経験から少しでも参考になる情報まとめになればと思います。

▼ブックマークするとよいサイトたち

ネット系、テクノロジー系を中心になりますが、事業の潮流やトレンドなどをつかむ上でウォッチしておくと良いかもしれないサイトを挙げておきます。

特に、CrunchBaseを使えば、KPCBSequoiaAccel Partnersなどトップクラスのベンチャーキャピタルがどこに投資をしているのか?あるいは、Twitterやfacebookやfoursquareなどの初期(エンジェルラウンド)のエンジェル投資家が誰で、その彼らが今はどこの無名のスタートアップに投資しているのかも全部見ることができます。Ron Conwayなど世界的なエンジェル投資家がどこにいくら投資しているのかも見れちゃいます。

海外の競合サービスを調べる際にも、Competitor欄を見れば、類似サービスがどの程度あって、どういうサービスが他にあるかも見ることができます。

crunchbase1

CrunchBase

techcrunchjapan2

TechCrunch(Japan)

logo2

TechWave

mashable1

Mashable


▼活用すると良い資料たち

ブレークスルーパートナーズ赤羽雄二さんの資料は必読です。ブレークスルーパトナーズのサイトから無償でダウンロードできるのでまだの方は是非。
「総務省 事業計画作成とベンチャー経営の手引き」「ベンチャー失敗事例と成功への方策」「投資家への効果的説明のしかた」など読み応えたっぷりのバイブル資料たちです。
資料ダウンロード一覧のページ

ちなみに、定期的にGOOD FINDでは、赤羽さんに「ベンチャー経営の要諦と起業家の条件」と題して、質疑応答たっぷりのセミナーを開催しています。学生の皆さんはこちらも是非。

他には、自分が事業を立ち上げようと思っている分野の上場ベンチャー企業のIRサイトで決算説明会資料のPDFをダウンロードして読みまくるのも良いと思います。ネットサービス・モバイルであればDeNAやGREE、サイバーエージェントなどのIRを見たり、新興上場系のもう少しマイナーなところのIR資料も探すと良いと思います。

▼読むとよい本たち

愚直に積め!―キャピタリストが語る経営の王道・99
愚直に積め!―キャピタリストが語る経営の王道・99

ベンチャーをやる上での心構えをまとめてくれています。素晴らしい本です。起業前から起業後10年間ぐらい重宝しそうな本です。



完全網羅 起業成功マニュアル
完全網羅 起業成功マニュアル

邦題タイトルがダサいのですが、原題は、The art of the start。こちらも大事なことがたくさん書いてあります。



バイラル・ループ あっという間の急成長にはワケがある
バイラル・ループ あっという間の急成長にはワケがある

最近の本ですが、スケール大きく知識集約型のビジネスをやるワクワク感とスケール感を感じて事業欲を高めるのに良い本です。



起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと
起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと

起業まわりのリテラシー向上に貢献する本です。お金がネックだと言い訳に起業に躊躇している人は是非読んでほしいです。



入門 ベンチャーファイナンス―会社設立・公開・売却の実践知識
入門 ベンチャーファイナンス―会社設立・公開・売却の実践知識

学生起業で企業売却を経験し、大企業を経て再度起業し上場を果たした水永さんの本。事業家が書いたリアル感あるベンチャー向けファイナンス本。



▼相談に行くとよい人たち

よく、創業前後でベンチャーキャピタルの人たちとコンタクトして話をしようとする人たちがいますが、これは無駄に終わることが多いです。大手VCの人たちと会っても無駄なので他の時間に使いましょう。もちろん、個人レベルで素晴らしい人もいる可能性あるので例外はあります。スタートアップ時点で投資をしたりハンズオンでしっかり事業を一緒に創ることができる人たちとお話すると良いと思います。

日本においてスタートアップやどアーリー状態で、支援してくれたり、エンジェル投資してくれる人たちは本当に限られます。私が知る限りは以下の人たちです。

Open Network Lab
インキュベイトファンド
サムライインキュベート
PE&HR
小規模、個人で活動するインキュベータ(ベンチャーの社外役員や顧問などに名前のある人たち)
Exitした起業家などベンチャー経営陣
アーリーステージの起業家


外資コンサルや外資投資銀行などはネームバリューがあるのですが、コンサルも金融も起業家のスタートアップフェーズでは役に立たない経験なので、その辺の人たちやその辺の出身者には相談してもあまり意味がないと思います(実感値)。やはり、自ら事業家として会社を大きくするプロセスを経営幹部として経験したことがある方のお話を聞くと良いと思います。

私の場合は、起業前にPE&HRさんに相談し、それ以来のお付き合いで、お世話になっていますし、創業1年目にExit経験のある事業家と知り合い、パートナーになっていただきました。今でもベンチャー経営の経験値において大変助けてもらっています。また、自分と同世代のクライアント企業の社長からも、いろいろと教えてもらいました。感謝です。

個人のインキュベータやExit後の起業家などは、なかなか出会う機会がないと思いますが、ツイッターなどで自力でコネクションをつくることも可能ですので、参考までに下記ツイッターリストも参照ください。


▼フォローするとよいツイッターアカウント

インキュベータやキャピタリスト関係者などスタートアップを応援してくれそうな人たちを中心にリストにしました(随時、更新していきます)
http://twitter.com/#!/yutaslogan/incubation


▼最後に

弊社(スローガン株式会社)もベンチャーヒューマンキャピタル事業からスタートし、今後はインキュベーションカンパニーになっていくビジョンを掲げています。GOOD FINDの卒業生で起業相談に来ていただいた際には、GOODFINDの卒業生ネットワーク内での創業チームの組成支援や、インターン学生の紹介、事業パートナーとなりそうな会社や起業家の紹介などを無償で支援しています。創業準備中の方はお気軽に、メールください。


yutaslogan at 17:40コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
起業・経営 | 書評

2011年01月19日

「ベンチャー経営の要諦と起業家の条件について」今年もやります

GOOD FINDでは、定期的に、将来、起業・ベンチャー経営にチャレンジしようと思っている学生向けに、「ベンチャー経営の要諦と起業家の条件」というテーマで、ブレークスルーパートナーズ赤羽雄二さんにお願いをして、質疑応答たっぷりのインタラクティブなセミナーを開催しています。

過去参加学生の中からは、既に起業した学生や、スタートアップでバリバリ活躍する人も多く輩出し始めています。まさにこのセミナーが原点となったと言ってくださる人もいて、開催者冥利につきると感じています。

マッキンゼー元パートナーでベンチャー創業支援を手掛ける
ブレークスルーパートナーズ赤羽雄二氏による
ベンチャー経営の要諦と起業家の条件

2011/01/28(Fri) 18:30-21:30

・ベンチャー立ち上げに必要な要素とは?
・ベンチャー創業者の必要要件とは?
  - 大企業出身者が創業に向かない理由
・事業計画に多く見られる問題点
・資金調達、ファイナンスの考え方
・ベンチャー企業の失敗事例と失敗の理由
・今注目すべき事業機会と世界的な大チャンス
・質疑応答(あらゆる質疑応答にお答えします)


大学生・大学院生対象ですので、学年不問で参加できます。是非、この機会にご参加ください。


<参考リンク>

OBOGガイドブックへの赤羽雄二氏インタビュー
日本の地盤沈下への危機意識と新しい時代のキャリア意識


2年前の同様のセミナーの参加者の声
digital divide(デジタルデバイド)に負けない(Kinoshitaさんのブログ)



yutaslogan at 10:37コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2011年01月04日

2011年新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
2011年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

新年の決意として簡単ながらブログに記しておこうと思います。

事業上の目標については、昨年まで5年間かけて試行錯誤しながらも、愚直にやり続けてきたことは、スローガンのコーポレートミッションである「新産業・新事業を創造する社会をつくる」ための、ベンチャーヒューマンキャピタル事業の基礎固めでした。おかげさまで、素晴らしい企業様をクライアントとして、かつ素晴らしいユーザーたちに使ってもらえるサービスを小さいながらも構築できたと思っています。課題は、良質なサービス品質を維持しながら、スケールをもっと大きくすることですが、質の維持を最優先にしながら、現在のクライアント・ユーザーともに満足してもらえるサービスを可能な範囲で拡大していきたいと思います。

こうした、会社の基盤となるベンチャーヒューマンキャピタル事業をベースにしながら、今年から、インキュベーションにも力を入れていきたいと思います。これまでの「ベンチャーヒューマンキャピタルと教育」というコンセプトを、「ベンチャーヒューマンキャピタルとインキュベーション」と再定義し直して、再度、事業の将来構想を描いている段階です。近々、コーポレートサイトもリニューアルしてお披露目できるかと思います。

インキュベーションというと、いろいろと誤解があるかもしれませんが、私たちが考えるインキュベーションは、事業を創造することそのものです。敢えて形態を分類するとすれば、大きく3つの形態になると考えるとイメージしやすいかもしれません。

1つは、社内新規事業として立ち上げる事業創造のカタチで、社内カンパニーや事業部新設、子会社立ち上げといったイメージです。2つ目は、ジョイントベンチャーの設立です。パートナー企業とともに共同出資して事業・資本ともに提携して新しい事業を立ち上げる形態です。3つ目は、投資です。エンジェルラウンド、シードラウンドを中心に、若い起業家を支援したいと思っています。

あくまで将来構想ですので、すぐに全部やるわけではないですが、1つ目の社内新規事業の萌芽は既にありますし、3つ目の投資対象となりそうな、起業家の候補もどんどん現れてきています。役員のインキュベータとしての資質・実績はあるものの、スローガンという会社としては、インキュベータとしての実績はないので、まずは、1つ目の社内インキュベーションを中心にまず実績をつくっていきたいと考えています。

人の流れを新しい産業・新しい事業に向けることで、ベンチャービジネス・新規事業マーケットの活性化を実現すると同時に、事業を創造するフィールドを自ら用意して、一緒になって事業を創るグループ会社を形成することで、「新産業・新事業を創造する社会をつくる」ことを実現する構想です。

今年1年は、上記のような長期ビジョン・将来構想と、足元のビジネス基盤を固めて収益化していく事業運営と、そして組織カルチャー構築と人材育成、の3点をバランスよく力入れていくチャレンジとなりそうです。

今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。


yutaslogan at 19:47コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
Profile
伊藤 豊 スローガン株式会社 1977年11月に栃木県宇都宮市に生まれる。1996年私立開成高校卒業後、東京大学理科一類へ。文転し、文学部(行動文化学科心理学)卒業後、2000年に日本IBMに入社。システムエンジニア,関連会社にて新規ビジネス企画・プロダクトマネジャーを経て、本社のマーケティング部門にてプランニングワークに従事すると同時に、ベンチャー企業の設立に携わり、マーケティング、ウェブ系プロモーションを主に担当した後、スローガンを設立。現在に至る。 「人の可能性を引き出し 才能を最適に配置することで 新産業を創出し続ける」 スローガンGoodfindFacebookTwitterLinkedIn