2011年07月

2011年07月31日

スタートアップのピザ面接

先日の、スタートアップの真実・対談型セミナーにてピザ面接という話をしたら、対談相手のThe Startupの梅木さん@umekidayoさんがブログ記事にしてくれました。→ 「スタートアップ版フェルミ推定」の「ピザ面接」でスタートアップへの不向きを見極めろ。
刺激されて久しぶりにブログを書いてみようと思います。

Italian-Pizza


▼ピザ面接とは何か?

「スタートアップに向く人材ってどんな人?」という会場からの質問に対して私が回答したのが、「地頭の良さを前提としながらも、行動力が圧倒的にある人」という答えをした上で、例えとして、ピザをオーダーする場面での振る舞いテストをすると良いと話しました。

ある人を面接しているとして、面接の終わりかけに、「この後、社内でパーティをやるんだ。参加していかないかい?そうか参加してくれるか。じゃあ、いきなりで悪いんだけど、ピザを頼んでおいてほしいんだ。よろしく」と言ったときに、その人がどんな反応でどんな行動をとるかで、スタートアップに向く人材かどうかがわかるかもしれないね、というお話です。

▼ピザ面接で何がわかるのか?

ここまで読んでいただいた皆さんは、どういう反応や行動がスタートアップ向きなのかよー、と思うと思うのですが、向くタイプ、向かないタイプをざっくりと大別してみると以下のような感じです。

・スタートアップに向かないタイプ:
インターネットで調べて、複数の店を比較し始めて、メニューについても、何系で行くのであれば、このパターン、何系ならばこの組み合わせみたいな感じで、10分以上時間をかけて(場合によって30分以上)から、「こんな感じでいくつかパターンを考えたのですが、どれが良いでしょうか?」と確認するタイプ。

・スタートアップに向くタイプ
参加人数をさくっと確認して、自分で必要枚数、分量、適正予算を瞬時に算出し、確認した上で、オフィスにピザ屋のチラシがないか確認して、あればそこにすぐ電話。なければネットで調べて1軒目に電話。オーダーしながら、ピザ屋の店員に相談(人数と予算を伝えて適当に頼むよ的な)しながらオーダー。うまく割引やおまけもつけてもらうぐらい店員と仲良く電話しちゃうとさらにグッド。

▼ピザ面接にまつわる誤解その他について補足

これだけ読むと、スタートアップ界隈の方々には、「そうだよね、うん」と納得してもらえることが多そうですが、そうじゃない方々(大手企業の経験やコンサル経験しかない方々)からは、いくつか突っ込みが入ると思います。

たとえば、
・それだけでわかるの?
・考えるより行動しろって一部のソルジャー系営業の採用面接向けじゃないの?真の知的なスタートアップではこれは当てはまらないはずだ

とかとか言う人いそうですよね。

ということで、補足しておきます。

・それだけでわかるわけではありません。一つの側面・観点として活用できそうだよね?というだけの話です。これだけで人を採用する判断をしているとか、変な誤解はやめてください。

・イケている知的なスタートアップはたしかに、知力も求められますので、論理的に考えて整理する力、思考力は必要です。なので、それが必要なことは大前提としてあった上で、ピザをオーダーするとかいう比較的些細な仕事はすくっとスピーディにやってほしいものです、という狙いが込められています。慎重に比較して論理的に考えて比較検討した上で、上司に相談すべき仕事も実際の仕事には多いのですが、そうした慎重にすべき仕事を頭を使って進めることは、高学歴の人たちは得意ですし、教えればできることが多いのですが、そういう人の中には、小さなことをしっかりとスピーディに実行する手際の良さ、圧倒的なスピードに欠ける人が多いのも傾向としてあるように思います。

▼まとめなど

私も学生を中心にアルバイトの面接や新卒の面接をしていますが、何でも考えるのではなく、四の五の言わずにやることも必要ということが、ちゃんとわかっている人って意外と少ないなぁという印象です。走りながら考えるって、言葉で言うのは簡単ですが、多くの人は、走る前に考えていることが多いですね。

今回のピザの例のように具体的な場面をケースにして、走りながら考えるやつってこうだよね、というアクションを描写することでなるほど、と思えることも多いのではないでしょうか?典型的なケースを組織内で共有して、採用面接や社員育成のコンテンツとして使えそうだなと思っています。


yutaslogan at 20:01コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2011年07月07日

ブレークスルーキャンプがこの夏をアツくする

ブレークスルーキャンプがスタートします。
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ブレークスルーキャンプとは、世界を目指すアプリ・サービスを2ヶ月で開発・リリースすることを目指し、東京での開発場所、宿泊場所を無料で2ヶ月提供するプログラムです。

主催はブレークスルーパートナーズ(赤羽雄二さん)で共催としてスローガンも運営に関わっています。スポンサーは、日本マイクロソフト様を筆頭に、IMJ様、エス・エム・エス様、フランステレコム様、ドリコム様、リクルート様、そして、食品パートナーにUCC様。さらには、社会人スタッフとして事務局には15名近くのエンジニアおよびプロフェッショナルメンバーが集まっています。そして、学生運営スタッフも強力で15名近くの優秀な学生スタッフも運営をリードしてくれています。企画構想から3か月足らずでここまでの素晴らしいチームで第1回のブレークスルーキャンプを運営できることになり、とてもうれしく思います。

ブレークスルーキャンプ facebookページ
ブレークスルーキャンプ公式Twitterアカウント
ブレークスルーキャンプ運営事務局Blog

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先日のパーティもすごい熱気でした。今年の夏は神田がアツくなります。神田から日本を、世界をアツくします。



yutaslogan at 13:07コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
Profile
伊藤 豊 スローガン株式会社 1977年11月に栃木県宇都宮市に生まれる。1996年私立開成高校卒業後、東京大学理科一類へ。文転し、文学部(行動文化学科心理学)卒業後、2000年に日本IBMに入社。システムエンジニア,関連会社にて新規ビジネス企画・プロダクトマネジャーを経て、本社のマーケティング部門にてプランニングワークに従事すると同時に、ベンチャー企業の設立に携わり、マーケティング、ウェブ系プロモーションを主に担当した後、スローガンを設立。現在に至る。 「人の可能性を引き出し、才能を最適に配置することで新産業を創出し続ける」をミッションに、人を軸にした新産業創出エコシステムをつくる活動に注力中。 スローガンGoodfindFacebookTwitterLinkedIn