2013年06月
2013年06月24日
「一流企業を蹴る東大生続出のワケ」(プレジデント)に掲載
本日発売のPRESIDENT (プレジデント) 2013年 7/15号のスペシャルレポート「就職戦線異状あり!一流企業を蹴る東大生続出のワケ」(P112)に私のインタビューを掲載いただきました。
これまでスローガンでお手伝いをしてきた、テラモーターズ様、リブセンス様、フォルシア様も併せて紹介されていまして、私のよく知っている元学生の皆さんのコメントも多く掲載されていました。
敢えてキャッチーにするために、タイトルで東大生が一流企業を蹴るという事象にフォーカスしているなのだと思います。東大生だからとか一流企業を断ったから、ということ自体が何かすごいことかというとそうではないと思いますが、一つの社会的変化の萌芽と見ていただければと思います。
私たちもすべての学生がベンチャーやスタートアップに向いているとは思いませんし、すべての学生にベンチャーをすすめたいワケではありません。しかし、本文中にもありますが、あまりにも「まずは大企業へ、有名企業に行くべし」との声も強い中、大企業が合わない人たちにとって、窮屈なのも事実だと思います。そうした人たちにベンチャーという選択をとる勇気を後押しできたらと思っていますし、そうすることで、起業家精神をもった人が増え、新しい産業・事業が次々と生まれて、社会を良い方向に変えていく流れをつくりたいと思っています。
これまでスローガンでお手伝いをしてきた、テラモーターズ様、リブセンス様、フォルシア様も併せて紹介されていまして、私のよく知っている元学生の皆さんのコメントも多く掲載されていました。
敢えてキャッチーにするために、タイトルで東大生が一流企業を蹴るという事象にフォーカスしているなのだと思います。東大生だからとか一流企業を断ったから、ということ自体が何かすごいことかというとそうではないと思いますが、一つの社会的変化の萌芽と見ていただければと思います。
私たちもすべての学生がベンチャーやスタートアップに向いているとは思いませんし、すべての学生にベンチャーをすすめたいワケではありません。しかし、本文中にもありますが、あまりにも「まずは大企業へ、有名企業に行くべし」との声も強い中、大企業が合わない人たちにとって、窮屈なのも事実だと思います。そうした人たちにベンチャーという選択をとる勇気を後押しできたらと思っていますし、そうすることで、起業家精神をもった人が増え、新しい産業・事業が次々と生まれて、社会を良い方向に変えていく流れをつくりたいと思っています。
2013年06月02日
私が学生のときに知っておきたかったこと
先日、学習院大学のベンチャービジネス概論にてゲスト講師として登壇させていただく機会をいただきました。普段から大学生向けに話をすることは多いのですが、大学に出向いて授業の中でお話するのは、年に数回あるかないかです。ひととおり、私個人の起業ストーリー(大きな成功も大きな失敗もしていない中途半端な立場ですが)をお話した後に、なぜ今ベンチャーなのか?というお話と、私が学生のときに知っておきたかったこととして、以下の3点にポイントを絞ってお話しました。
1. ワイルドさこそ真の安定。
経済的な安定を求めるのは当然だし、当たり前のこと。安定志向であるというのは決して悪いことじゃない。何が問題かというと、真の安定とは何かを理解していないこと。安定した大きな会社に入ることが安定ではなく、むしろ先人たちによって作られた稼ぐ仕組みの中で稼がせてもらっているだけで、いざその大組織を離れたときに、稼ぐことができないリスクも抱えるわけです。真の意味での安定は、組織の大小問わず、どこに行っても自分で稼ぐことができる、あるいは稼ぐ仕組みをつくることができるようになる状態のことじゃないか。会社の知名度やブランドに頼らずに、周りから大丈夫か?と心配されるような無名の会社でも生きていけるワイルドさこそが本当の意味での安定ではないか。というお話です。
2. 価値の源泉は希少性。留年・休学してでも人と違った経験を積もう。
価値を生む源泉は何か。確かな価値の源泉の1つは、希少性ではないか。私が過去に会ったことのある学生でこの人はすごいなと思う人の多くは、休学・留年して何かに没頭していた学生たちです。留年・休学する勇気がないという学生も多いようですが、4年間でストレートに卒業する方が経験値が足りないまま社会に出ざるを得ないというリスクをとることになると思った方がよいのでは?というお話をしました。(私自身は大学をストレートで出ていますが、この点については後悔の対象です。もっと大学時代に留年・休学をして経験値を積んでいれば、会社選びもその後のキャリアも違ったものになったと思います)
3. 自分は探すものじゃなく、作るもの
最後に、劇作家ジョージ・バーナード・ショー(George Bernard Shaw)の言葉「人生は自分探しじゃない。自分作りだ」を引用しながら、20代前半そこそこで自分は完成されていると思わない方がよい、自己分析とかやる前に、もっと自分の視野を広げるために、世界について勉強すべき、という話をしました。20代前半の自分なんて、未来の自分から見たら相当しょぼいと思った方が良い。私自身も、学生のときの自分はおろか、28歳の起業当時の自分でさえも、今の自分の目の前にいたら、「なんて世間知らずで無知な若者なのだろう!」と思うだろう。20代のうちの自分は完成されてないし、日々変化する方が当たり前。そんな未完成な自分とだけ向き合って自分探しをしたって仕方ないじゃないか?自分探しよりも、自分づくりのための、経験・勉強をしましょうというお話です。
1. ワイルドさこそ真の安定。
経済的な安定を求めるのは当然だし、当たり前のこと。安定志向であるというのは決して悪いことじゃない。何が問題かというと、真の安定とは何かを理解していないこと。安定した大きな会社に入ることが安定ではなく、むしろ先人たちによって作られた稼ぐ仕組みの中で稼がせてもらっているだけで、いざその大組織を離れたときに、稼ぐことができないリスクも抱えるわけです。真の意味での安定は、組織の大小問わず、どこに行っても自分で稼ぐことができる、あるいは稼ぐ仕組みをつくることができるようになる状態のことじゃないか。会社の知名度やブランドに頼らずに、周りから大丈夫か?と心配されるような無名の会社でも生きていけるワイルドさこそが本当の意味での安定ではないか。というお話です。
2. 価値の源泉は希少性。留年・休学してでも人と違った経験を積もう。
価値を生む源泉は何か。確かな価値の源泉の1つは、希少性ではないか。私が過去に会ったことのある学生でこの人はすごいなと思う人の多くは、休学・留年して何かに没頭していた学生たちです。留年・休学する勇気がないという学生も多いようですが、4年間でストレートに卒業する方が経験値が足りないまま社会に出ざるを得ないというリスクをとることになると思った方がよいのでは?というお話をしました。(私自身は大学をストレートで出ていますが、この点については後悔の対象です。もっと大学時代に留年・休学をして経験値を積んでいれば、会社選びもその後のキャリアも違ったものになったと思います)
3. 自分は探すものじゃなく、作るもの
最後に、劇作家ジョージ・バーナード・ショー(George Bernard Shaw)の言葉「人生は自分探しじゃない。自分作りだ」を引用しながら、20代前半そこそこで自分は完成されていると思わない方がよい、自己分析とかやる前に、もっと自分の視野を広げるために、世界について勉強すべき、という話をしました。20代前半の自分なんて、未来の自分から見たら相当しょぼいと思った方が良い。私自身も、学生のときの自分はおろか、28歳の起業当時の自分でさえも、今の自分の目の前にいたら、「なんて世間知らずで無知な若者なのだろう!」と思うだろう。20代のうちの自分は完成されてないし、日々変化する方が当たり前。そんな未完成な自分とだけ向き合って自分探しをしたって仕方ないじゃないか?自分探しよりも、自分づくりのための、経験・勉強をしましょうというお話です。