2020年12月

2020年12月09日

2年以上ぶりの近況報告

前回のこちらのブログ投稿が2018年7月なので2年と5か月ぶりとなります。

2020年10月にはスローガン株式会社も設立15周年を迎えることができました。
このブログも15年以上前から書いているので、過去記事は赤面もので、自分でも怖くて読めないぐらい恥ずかしいのですが、過去の自分の遺跡みたいなものだと思って保存しております。

思い返せば、今年1年は本当にがらっと生活が変わりました。
コロナ禍で、リモートワーク中心で、ほぼ出社しなくなり在宅でも勤務が増えました。

スローガンがこれまでやってきたことは、新産業・イノベーション領域が健全に発展していくための人材供給の仕組みをつくることだと思っています。具体的にはベンチャー企業・スタートアップの採用を支援することでした。

一段階、抽象度を上げて捉え直してみると、それは、日本の伝統的な大組織のコーポレートカルチャーに対するアンチテーゼでもあり、健全に変革を呼び起こす活動でもあると言えます。

日本の伝統的コーポレートカルチャーの代名詞は、「シニア・男性・均質性」と言えるかもしれません。その真逆をとるならば、「若者・女性・多様性」ということになります。

私たちは、その中の1つ目である若者にフォーカスして、若者が躍動して経営人材に早期で登りつめることができ若くして経営参画できるキャリアパスをつくろうと考えて活動してきました。結果として、ベンチャー企業・スタートアップがフィールドとしてその点優れていると考えました。

若者が躍動して経営参画できる社会へ。
今後は、新卒でベンチャーやスタートアップを選んだ人たちが、30代・40代前半で大企業の経営人材として活躍していく流れも生み出すことができたら良いなと妄想しています。

妄想かもしれませんが、きっと実現すると信じています。

そして、若者以外にも、女性や多様性の観点で「人の可能性を引き出す」社会づくりに向けて、まだまだやることがたくさんあります。

3年半前に立ち上げたFastGrowというメディアも順調に育ってきましたし、ベンチャー転職のエージェントGoodfind Careerも一つの柱として育ってきました。

同じく4年前から着手してきた1on1クラウドツールのTeamUpもSaaSのビジネスとしてしっかり立ち上がってきています。1on1も一つのアプローチにすぎないわけですが、つくりたい世界観としては「人の可能性を引き出す」組織づくりです。

新卒中途など採用領域にとどまらず、採用後の組織内における活躍の支援も含めて、真に「人の可能性を引き出す」社会づくりに向けて、引き続き頑張ろうと思います。

以上、近況共有でした。

yutaslogan at 12:00コメント(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
Profile
伊藤 豊 スローガン株式会社 1977年11月に栃木県宇都宮市に生まれる。1996年私立開成高校卒業後、東京大学理科一類へ。文転し、文学部(行動文化学科心理学)卒業後、2000年に日本IBMに入社。システムエンジニア,関連会社にて新規ビジネス企画・プロダクトマネジャーを経て、本社のマーケティング部門にてプランニングワークに従事すると同時に、ベンチャー企業の設立に携わり、マーケティング、ウェブ系プロモーションを主に担当した後、スローガンを設立。現在に至る。 「人の可能性を引き出し 才能を最適に配置することで 新産業を創出し続ける」 スローガンGoodfindFacebookTwitterLinkedIn