2005年08月24日

フレームワークの持つ価値

今日は会社の研修に参加。

今日の研修の内容のテーマは、
グローバリゼーションの進展の中で直面する文化的ギャップにいかに
対処するかという課題について。
もともとマネジャー向け研修で行っていたものらしい。

仕事上、外国人とやり取りすることは少なくないのだけど、
特に、これといって課題意識があったわけでもなく、
文化的ギャップを感じる瞬間はどんなときか?という質問をされても
答えにくかったりする。

そんな状況での参加だったので学習効果は微妙。
やはり、研修や教育の学習効果は受け手がもともと持っている
問題意識や課題認識の強さに大きく依存すると思う


ただ、勉強になったのは、文化というなんとも捉えどころのない概念を
10個の次元に分解してそれぞれに対語を用意して、スコアリングするような
フレームワークを使おうとしている点だ。
何についても言えることだけど、どんなに曖昧で捉えどころのない物も、
分解して具体的な言葉で表現するフレームワークがあれば、
より取り扱い易くなる
ものだなあと実感。

ちなみに、この研修、外部の教育研修会社のコンテンツを買っているようだ。
こうした特徴の効いたコンテンツ開発ができれば教育コンテンツビジネス
というのも成り立つという参考事例でもある。

斬新でかつ有用なフレームワークの持つ価値ってことかな。
などと考えたりする。

yutaslogan at 23:21コメント(0)トラックバック(0) 

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Profile
伊藤 豊 スローガン株式会社 1977年11月に栃木県宇都宮市に生まれる。1996年私立開成高校卒業後、東京大学理科一類へ。文転し、文学部(行動文化学科心理学)卒業後、2000年に日本IBMに入社。システムエンジニア,関連会社にて新規ビジネス企画・プロダクトマネジャーを経て、本社のマーケティング部門にてプランニングワークに従事すると同時に、ベンチャー企業の設立に携わり、マーケティング、ウェブ系プロモーションを主に担当した後、スローガンを設立。現在に至る。 「人の可能性を引き出し 才能を最適に配置することで 新産業を創出し続ける」 スローガンGoodfindFacebookTwitterLinkedIn