2006年01月17日

ライブドア問題で思うこと

今朝、少しいわゆる朝のワイドショーTV番組を見てしまいました。ライブドアの件についていろいろと評論家が言っているのが、あまりに的外れというか、論点が定まっていないので、あきれてしまいました。

これに乗じて、だからけしからん!というなおざりな批判は全くもってナンセンスであり、何が事件性・違法性があるのかという点についてだけきちんと整理してもらいたいものです。そもそもテレビの評論家は専門じゃない領域で専門家面してほしくないといつも思っています。

と話が報道批判にそれましたが。
私自身、ライブドアの堀江社長とは面識はありませんが、テレビなどで見る限り、非常にマスメディアの利用方法をわかっている役者だなーと思っています。小泉劇場とかいう言葉がありますが、私は堀江劇場の方が上手の役者ではないかと思っています。何が言いたいかと言うと(笑)、特に弁護したいわけでもなく、ただその程度にしか思っていないということです。

ただ、良かれ悪かれ起業という選択肢を若者に考えさせるきっかけを作った1人としての功績(罪な部分もあるかもしれませんが)はあると思います。今回の件で、不当に悪いもの扱いされないことを願います。


yutaslogan at 23:53コメント(2)トラックバック(0) 

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独り言・備忘録 

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コメント一覧

1. Posted by Caro Ideale   2006年01月20日 00:12
4 ご苦労さんです。関心を持って読んでいます。
しかし、犯罪は犯罪ですよ。エンロンの時も、アメリカは一応きちんと対応しています。日本のように、皆が1ヶ月も経たない内に忘れてしまうので、政府も、責任者も対応をとらないような無責任国家とは違います。
みんながきちんとした判断力を持ってくれることを期待したいです。そしたら、去年の衆議院議員選挙のような結果にはならないし、小泉チルドレンが生まれると言うことも無かったはず。
過剰反応は、メディアであろうし、無反応は国民ですね。
2. Posted by yuta   2006年01月20日 16:22
Caro Idealeさん、コメントありがとうございます!

初動の報道内容から比べて徐々に証取法違反、偽計取引など罪状が具体化してきており、もはや弁護の余地はない雰囲気ですね。
私も途中でエンロンの件を思い出しましたが、粉飾でごまかしながら経営破綻したエンロン社と今回のライブドアの粉飾はまた違うレベルではないかとも思います。

罪は罪として制裁を受けるべきだと思います。ただそれに乗じてここぞとばかりに不当な(過剰な)批判を受けるのは理不尽だなーと思う部分もありますね。

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Profile
伊藤 豊 スローガン株式会社 1977年11月に栃木県宇都宮市に生まれる。1996年私立開成高校卒業後、東京大学理科一類へ。文転し、文学部(行動文化学科心理学)卒業後、2000年に日本IBMに入社。システムエンジニア,関連会社にて新規ビジネス企画・プロダクトマネジャーを経て、本社のマーケティング部門にてプランニングワークに従事すると同時に、ベンチャー企業の設立に携わり、マーケティング、ウェブ系プロモーションを主に担当した後、スローガンを設立。現在に至る。 「人の可能性を引き出し 才能を最適に配置することで 新産業を創出し続ける」 スローガンGoodfindFacebookTwitterLinkedIn