2006年04月25日

シリアスゲーム

シリアスゲームという言葉があります。

シリアスゲームとは、

公共政策、ヘルスケア、教育、経営等の多様な社会問題に対応するゲーム

のことで、アメリカなど海外では注目の研究分野として脚光を浴びているようです。

The Serious Games Initiative is focused on uses for games in exploring management and leadership challenges facing the public sector. Part of its overall charter is to help forge productive links between the electronic game industry and projects involving the use of games in education, training, health, and public policy.
Serious Game Initiativeのサイトから引用≫

公共分野におけるマネジメントおよびリーダーシップをゲームを使って学ぶことを主眼にして、かつ、電子ゲームの業界と教育や育成、医療、公共政策などの分野でのゲーム活用の取り組みとの効率的な協業も狙ってもいるとのこと。

上記サイトでは、任天堂の脳を鍛えるゲームも紹介されていますね。任天堂はワシントン大学と共同開発でドクターマリオというゲームも作っているようです。Diabetes(糖尿病)と闘うマリオだそうです(笑)。

他にも全世界的にヒットした無料ダウンロードゲームとして、フードフォースというゲームがあるようです。日本版はコナミが開発したようです。国連世界食糧計画WFPの仕事を疑似体験できるゲームです。インド洋の島の災害援助をおこなうという設定で、ゲーム感覚で遊びながら、食糧問題について考えたり、WFPの仕事について知ることができるというゲームです。

ゲームというとビデオゲーム(電子ゲーム)を連想しますが、ローテクなカードゲームやボードゲームも対象になりますね。もっと言うと、缶けりやケイドロ(警察と泥棒)みたいな子供のころ遊んだ類のゲームも工夫すればシリアスゲームとして、学びの要素を入れることもできるかもしれません。

現在、弊社でも英語学習とコミュニケーション力育成のための小中高生向けのシリアスゲームを企画・開発中です。

ご興味のある方はご連絡ください。非常勤のプロジェクト・メンバーを募集中です。


yutaslogan at 12:49コメント(0)トラックバック(0) 

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Profile
伊藤 豊 スローガン株式会社 1977年11月に栃木県宇都宮市に生まれる。1996年私立開成高校卒業後、東京大学理科一類へ。文転し、文学部(行動文化学科心理学)卒業後、2000年に日本IBMに入社。システムエンジニア,関連会社にて新規ビジネス企画・プロダクトマネジャーを経て、本社のマーケティング部門にてプランニングワークに従事すると同時に、ベンチャー企業の設立に携わり、マーケティング、ウェブ系プロモーションを主に担当した後、スローガンを設立。現在に至る。 「人の可能性を引き出し 才能を最適に配置することで 新産業を創出し続ける」 スローガンGoodfindFacebookTwitterLinkedIn