2008年02月25日

新・就活論

日本の現状やグローバルな世界での動き、といったマクロ的な視点から、まず自分のやるべき、就くべき仕事を探すという発想がもう少し浸透すると良いなと思っています。

やりたいことをやりたいというのは、少し幼稚な気がします。それよりも国として、世界としてやるべきことがあるのだろうし、やりたいからやるってのはやっぱり稚拙なレベルに聞こえてしまいます。

ぐーたら寝ているよりは、成長したいと吠えて、頑張ってる方がましだけど、所詮、自分のために頑張ってますってのは、別段誉めるべきことではないはずです。当たり前の話ですから。

むしろ、自己成長とかMBAに留学するとか、自分の給料を上げるとかキャリアアップするとかしか興味がないような、あまりにも矮小な範囲でしか考えられない、利己的な人が増えることは、国力を押し下げてしまう可能性もあるなと思っています。

グローバル経済の動きと日本の置かれたポジションを正しく理解したら、「福利厚生が充実している会社に入りたい」とか「安定している会社に入りたい」とか「やりたいことや好きなことを仕事にしたい」とか言っている場合ではないと思います。自己分析とか自分の夢を描くとかやる前に、まず正しい世界認識を勉強すべきなのでしょう。

新・就活論を今、まとめています。
出来上がったら、PDFで配布しようかなと思っています。


yutaslogan at 13:08コメント(0)トラックバック(0) 

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人材発掘・育成 

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Profile
伊藤 豊 スローガン株式会社 1977年11月に栃木県宇都宮市に生まれる。1996年私立開成高校卒業後、東京大学理科一類へ。文転し、文学部(行動文化学科心理学)卒業後、2000年に日本IBMに入社。システムエンジニア,関連会社にて新規ビジネス企画・プロダクトマネジャーを経て、本社のマーケティング部門にてプランニングワークに従事すると同時に、ベンチャー企業の設立に携わり、マーケティング、ウェブ系プロモーションを主に担当した後、スローガンを設立。現在に至る。 「人の可能性を引き出し 才能を最適に配置することで 新産業を創出し続ける」 スローガンGoodfindFacebookTwitterLinkedIn