2008年05月23日

お勉強モードの限界

私は昔から朝が苦手で、今も変わりません。久しぶりに早起きして早朝から仕事をしてみました。朝は気持ちのよいものです。これからは2時寝の6時半起きを目指したいと思います。

生活スタイルをどうしようかとか、自分の生産性を上げるためにはどうしたら良いかとか、そんなことあまり考える余裕もなく、ただ目の前の仕事やお客様からの期待にこたえることに精一杯だったりしますが、一方で、生み出す価値を増やすべく、工夫・改善はし続けなければいけないのも事実です。私もサラリーマン時代には、自分の生産性をいかに上げるかといったことを考える余裕のあるお勉強モードのビジネスマンだったように思います。

最近、巷間では、自分をGoogleにするとかなんとか仕事術とか生産性を上げる関連の本が売れていたりしますが、個人的にはあまり興味がありません。というか、その手の本をありがたがって読んでいる時点で、余裕があるというか、お勉強モードな人たちが多いのだろうと思っており、軽い嫌悪感をもっています。お勉強モードで仕事している人たちがもっと本気で命をかけて仕事に取り組むようになれば、もっと日本企業から世界から称賛されるサービスや商品が生まれてきてもおかしくないのではと思います。お勉強モードで自分の生産性を上げることに興味・関心が強いようでは、世界で勝てるものを作ることは難しいのでしょう。日本の優秀層が、外資で高い年収をもらって満足する程度のレベルに陥っているのは非常にもったいないと思います。

yutaslogan at 08:48コメント(0)トラックバック(0) 

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
独り言・備忘録 

トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Profile
伊藤 豊 スローガン株式会社 1977年11月に栃木県宇都宮市に生まれる。1996年私立開成高校卒業後、東京大学理科一類へ。文転し、文学部(行動文化学科心理学)卒業後、2000年に日本IBMに入社。システムエンジニア,関連会社にて新規ビジネス企画・プロダクトマネジャーを経て、本社のマーケティング部門にてプランニングワークに従事すると同時に、ベンチャー企業の設立に携わり、マーケティング、ウェブ系プロモーションを主に担当した後、スローガンを設立。現在に至る。 「人の可能性を引き出し 才能を最適に配置することで 新産業を創出し続ける」 スローガンGoodfindFacebookTwitterLinkedIn