2009年01月19日

一目置かれるような発言

一目置かれるような発言とはどんなものだろうか?

例えば、
おすすめの本は何ですか?という質問を学生にしてみると、だいたいつまらない答えが返ってくることが多く、一目置かれるような発言ができる人は少ないです。

最近、当社の学生向けのセミナーで、上記質問を就職活動生に聞いてみることがあります。つまらない答えをする人が多いので、どうしたら面白くなるかについて考えてみました。

そもそも、何がどうつまらないのか?というと、自分のために勉強しているだけの本はやっぱりつまらないのだろう。

たとえば、よく名前の挙がるところでいうと、勝間本や金持ちお父さんとか。あるいは、コトラーのマーケティングとかMBAちっくな本。やっぱり、つまらない。極端な話、速読英単語とか英語の勉強本を挙げるのと同じような感覚。

勉強本以外で挙げるとすると、何があるのか?というと、例えば、マンガ、小説、思想・哲学・歴史など教養本。あるいは、勉強本も高尚に行き過ぎれば面白いかもしれない。古典とか。

他の人が言わなそうなことを言うという意識は、常に必要かもしれません。他の人がはっとするような気づきを与えられる発言ができるような人は一目置いてしまいますね。


yutaslogan at 22:01コメント(2)トラックバック(0) 

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
気づきの言葉 

トラックバックURL

コメント一覧

1. Posted by ミスダイ   2009年01月23日 21:30
例えば、五木 寛之の青春の門はどうだろうか。
いい本とは、金曜日の夜、会社を退いた後、月曜日に朝までに、読みたいと思う本、俺はそう考えてる。
2. Posted by いとう   2009年01月24日 00:13
ミスダイさん、
お久しぶりです。コメントありがとうございます。
週末で全巻読みきるぐらいの面白さがある本は、確かにいい本ですね。

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Profile
伊藤 豊 スローガン株式会社 1977年11月に栃木県宇都宮市に生まれる。1996年私立開成高校卒業後、東京大学理科一類へ。文転し、文学部(行動文化学科心理学)卒業後、2000年に日本IBMに入社。システムエンジニア,関連会社にて新規ビジネス企画・プロダクトマネジャーを経て、本社のマーケティング部門にてプランニングワークに従事すると同時に、ベンチャー企業の設立に携わり、マーケティング、ウェブ系プロモーションを主に担当した後、スローガンを設立。現在に至る。 「人の可能性を引き出し 才能を最適に配置することで 新産業を創出し続ける」 スローガンGoodfindFacebookTwitterLinkedIn