2015年10月01日
11期スタート
創業から10期を終了し、本日から11期目を迎えることになりました。設立記念日は10月24日なので、正確な10周年記念は今月24日となりますが、10年やってきたと言って良いタイミングに入ったかなと思います。
自分たちの気持ちの問題も大きいかもしれませんが、実際に10年やってみると、フェーズが変わるというか、少なくともフェーズを変えていくんだという気持ちになりますし、実際に変わってくる感覚を覚えるものです。
スローガンの場合には、10期目からスタートした投資事業として、ベンチャーキャピタルをスタートしたのは大きな一歩だったように思いますし、将来ビジョンからするとまだまだ実現できてないことだらけなのですが、次の10年で向かうべき絵姿を考える上でも、少しずつ始めてみることが大事だなと感じています。
昨日発表したように、体制的にも大きな変更がありました。取締役と執行役員の人事、そして増資です。その件で、個人のブログなので比較的率直に思っていることを書いておきたいと思います。
まず、今回のような人事に至った発端は、昨年起こった海外事業の失敗でした。事業の失敗そのものというよりも、そのプロセスで露呈した当時の経営の意思決定上の問題点です。経営陣の間で遠慮があったり、言うべきことを言えなかったり問うべき責任を問いづらかったりした部分があったように感じましたし、その点を指摘してくれたメンバーもいました。
もっと遠慮なく、健全に経営マターについて議論していくチームをつくることを目指して、社外取締役を導入する決定をしました。それに加えて、共同創業に近い形で3期目からずっと取締役となってもらった織田とも話しあって、代わりに若いメンバーを中心に、チームとして経営していく体制に移行しようという結論になりました。
新たに取締役となる植川は35歳になる年で、執行役員も29歳世代3名と、30歳世代1名という若い経営体制となります。
そしてもう一つ大きな決断としては、経営陣による増資です。
改めて、経営体制を刷新する上で、新経営陣が会社のステークホルダーとなり、中長期でコミットしていくことを表明するためにも、私も含め経営陣に第三者割当増資を引き受けてもらいました。私も含めてトータルで約3000万円分です。個人6名で3000万円を集めたので結構大変だったのですが、みんな快く引き受けてくれました。
私以外のメンバーは創業者ではないのに個人としては結構多額な金額を自社株式に投資したわけですから、客観的にはかなりアツい、気合の入った増資です。
社員持株会もこの規模の会社の割にはみんなちゃんと積み立ててくれてトータルでこれまで累計400万円分の増資の引き受けもできています。私個人のオーナー会社から少しずつメンバーみんなで所有していく体制にしていきたいと考えており、ストックオプションも今回発行しています。
ちなみに、本日は、2016年新卒の内定式でもありました。総勢9名の内定承諾となり、本日7名が参加。1名は海外からskypeで参加。1名は都合により欠席となりました。15卒の新卒1年目のメンバー6人が内定式を企画してくれて、とても凝った演出の楽しい会となりました。内定者の皆さんに改めて、ここで一緒に働きたいと思ってもらえたらいいなと思います。
そんなこんなでスローガンは元気にやっています。11期目新経営体制でさらに大きな勝負をしていきますのでよろしくお願いいたします。