2017年03月13日

ブログがバズった件の後始末的な記事となります

こちらのブログ記事、ベンチャー転職で失敗しないために知っておきたい10か条が思いのほか、バズってしまって困惑しています。

およそ2日間で4万アクセスを超えていたので大変ありがたいのですが、正直複雑な気持ちでもあります。書いている以上は、読んでほしいと思って書いているのですが、あまり広まってしまうとネガティブな反応も増えるから困惑します。

今回は概ね、すごくネガティブで嫌だなという反応は目にしてないのですが、いくつか、残念な反応も見受けられたので、まだまだベンチャーに厳しい(ベンチャーをプッシュする人に厳しい)社会だなと実感しました。でも、10年前に比べるとかなり変わって来ているのは間違いないです。

おおむね好意的に、よくまとめているね、本質を突いた記事ですね、という反応も多かったのですが、ベンチャーの感覚が当たり前の人たちからは、こんなこといちいち教えてあげないといけないぐらい、大手の人って感覚ずれているんですかね?的な反応(自分からすると当たり前のことしか書いてないよ的な反応)もありました。

一方で、ベンチャーが多分嫌いな人たちなんだと思いますが、宣伝うざいとか、ポジショントークだよね、とかこんなこと言っているからベンチャーはダメ、年収安くて我慢しろってひどい話、みたいな否定的な反応もありました。やや誤解されていることは悲しいのですが、嫌いな人からしたら、不快な記事(しかもそれがバズっているのが気に入らない気持ち)だったんだろうなと思います。

これは、ある種の宗教論争みたいなもので笑、何を信じるか?どう世界を見るかみたいなところもあるなと思っていまして、私の主義主張を全開で展開したらきっと相当炎上するんだろうなと思っています。それぐらい、ベンチャー主義とアンチベンチャー主義が世の中には存在する気がしています。

さて、そんなことはさておき、上記ブログ記事の補足的な内容をちょっと備忘的に書いておきたいと思います。いつかアンサーソング的にブログ記事の続編をベンチャー転職論の方で書いてみたいと思いますが、箇条書きで言いたいことだけまずは書いてみます。

  • ・「大手からベンチャーに行くんだから給与上がってほしいと思うのは違いませんかね?」という話をしているのであって、「ベンチャーなんだから給与安くて当然」というのは私も違うと思っています


  • ・むしろ「ベンチャーなんだから安くて仕方ない」と思っているベンチャー経営者が一定数いること自体が、ベンチャーが良い人材を集めにくい原因の一つになっていると思っています。私たち自身も給与水準は低いと思ってませんし、お手伝いするベンチャーでもオファーの水準が低いなと思った場合には「もっと出せる会社にならないと採用苦労しますよ。上げていきましょう」と提案し続けています。


  • 私たちがお手伝いしているベンチャー企業では、ちゃんと高い給与を出している会社も多いですし、大手よりも高い水準では?と思う会社も多いです。しかし、そういう会社でも、転職時のオファー金額は大手から来る場合には前職より低く出すことが多い気がします。その分、入社後の活躍に応じて、すぐに昇給していき、前職の大手の水準よりも高くなるのも早いのですが。


  • ・そもそも一部の大手企業の給与水準がその人の実力・市場価値以上に高く出ていることも、上記現象が起こる要因の一つかと思います。それも認めたくない人からするとこの指摘はむかつくんでしょうかね?これにむかついているような人だと、本当に実際の実力と自己認識のギャップが出て、ますます転職市場では厳しく見られて辛くなると思うのですが。余計なお世話ですね。失礼しました。


  • 給与というのはどう決まるのか?そもそも何なのか?をちゃんと正しく理解していない人も世の中多い気がします。私自身も20代のときはわかりませんでした(正確には誤解していた。わかった気になっていたが後で考えると違っていた)。ゼロから給与体系を自分で考えながら人を雇って給与を決めるという意思決定をしたことがある20代・30代が少ないのは当然ですし、そもそも労働経済学的なアカデミックな論考を勉強している人も少ない印象です。これも一連の議論がヒートアップする背景かと思います。


  • ・大手からベンチャーに行かない方が良いよって言ってますね?とかメリットないと理解した、的な反応もあるようですが、正直意外でした。そう解釈する人もいるんだぁ!と。十分メリットある前提でしたので、そこは触れてないだけでした。どっかで、ベンチャーに転職するメリットもまとめて記事化しないといけないですかね。(すでにベンチャー界隈の人からすると、また当たり前の記事になることが予想されますが。彼我のギャップは大きいようです)


いろいろさらに書きたいこともあるのですが、またバズり過ぎても面倒くさいので、ほどほどにひっそりと書いていきたいと思います笑

yutaslogan at 12:00コメント(0)トラックバック(0) 

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Profile
伊藤 豊 スローガン株式会社 1977年11月に栃木県宇都宮市に生まれる。1996年私立開成高校卒業後、東京大学理科一類へ。文転し、文学部(行動文化学科心理学)卒業後、2000年に日本IBMに入社。システムエンジニア,関連会社にて新規ビジネス企画・プロダクトマネジャーを経て、本社のマーケティング部門にてプランニングワークに従事すると同時に、ベンチャー企業の設立に携わり、マーケティング、ウェブ系プロモーションを主に担当した後、スローガンを設立。現在に至る。 「人の可能性を引き出し、才能を最適に配置することで新産業を創出し続ける」をミッションに、人を軸にした新産業創出エコシステムをつくる活動に注力中。 スローガンGoodfindFacebookTwitterLinkedIn